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北海道へスキーに行こう!
北海道に行く方法と、ツアーの選び方のポイントなど
現在、北海道へは 羽田から 函館、新千歳、とかち帯広、旭川、女満別
大阪(伊丹)、関西、神戸、中部国際などから、新千歳へ航空便があります。
北海道へスキーに行くには、個人で手配する方法と、パッケージツアーを利用する方法があります。
パッケージツアーとは言っても、添乗員さんの後をくっついていくものではなく、往復の航空券+スキー場までのバス・鉄道+ホテル(+α)という内容のツアーです。
①個人で手配する
特典航空券や、バーゲン運賃などを使って行くケースが多いと思います。それ以外のケースではツアーを使った方が割安になります。
メリットは、航空券だけ購入しておいて、直前になって行くスキー場を決めることができたり、運賃の種類によっては、当日に乗る飛行機を変更できるなど、自由度が高いのが魅力です。
デメリットは、ひとつひとつを自分で手配しなければならないので、面倒で、割高です。また、現金派の人は多くのお金を持っていかなければなりません。
②パッケージツアーで行く
もっとも、一般的なのが、パッケージツアーで行く方法だと思います。
パッケージツアーを利用する際は、いくつか候補ができてくると思いますが、まずは、トータルコストで比較することが大事です。
よく、パンフレットには ○○,○○○円~○○○,○○○円 なんて、すごい値段の幅があると思います。 幅の大きいツアーほど、注意深く申し込まなくてはなりません。
まず、往復の飛行機、便によって割増料金がかかったり、 ひどいのになると、往路も復路も飛行機がお昼頃とかあります。いい時間帯を指定すると、数千円のアップ料金がかかってきます。
便が指定できるツアーと、幅を持たされるツアーでは、使う運賃に違いがあり、前者はIIT(個人包括旅行運賃)、後者はIT5(団体包括運賃)という運賃を使います。IITはマイルもたまります。
IITでは、多くは事前に航空券を渡されて出発し、空港で座席の指定を受けます。そのため、混雑している時期に出発ギリギリに行くと、同じパーティーでも離れた座席になったりすることがあります。
IT5では、航空券は空港の団体カウンターで、座席の指定を受けたチケットを受け取ります。団体カウンターの人が、うまく座席を調節してくれるので、同じパーティーはだいたい近い席になります。
ただ、混雑する時期だと、空港の団体カウンターが大変混み合い、長時間荷物を持ったまま、ならぶことになります。
他にも、同じスキー場でも、ホテルや宿泊日により、料金のアップがかかったり、新千歳空港からトマム・サホロへ向かうJR利用のパッケージだと、スーパーおおぞらを利用すると値段が高くなるものもあります。
オプショナルで、夕食券やリフト券が付けられる物があります。現地で買った場合の値段と比較して選んでください。ローソンのロッピーで買った方が安くなるケースなどがあります。
リフト券については、最終日に何時まで滑れるかも重要なポイントです。バスの時間まで3時間あっても、何もすることがないので、追加でリフト券を買ったりして出費がかさむことがあります。
次に、ポイントは、空港からスキー場までの足です。
自分のツアー専用のバスを利用する会社や、リゾートライナー、ホワイトライナーなど、現地のオペレーターが用意したバスを利用する会社、JRを利用する会社があります。
だいたい、飛行機の到着時間に合わせて、適切な時間の便を設定してくれますが、新千歳空港から富良野やトマムに向かう便は本数が少ないので、バスの時間に合わせて、フライトを選ぶ必要が出てきます。
また、値段の部分でも触れましたが、JRでトマム・サホロに向かうツアーだと、スーパーおおぞらに乗れないケースがあります。その場合、スーパーとかちの時間に合わせないと、2時間以上待ち時間が出る
こともあります。
リゾートライナー・ホワイトライナーを利用して、ニセコ・ルスツ・キロロに行く場合は、本数が多いので、空いていれば、当日でも便の変更を受け付けてくれます。悪天候で、スキーをする気分になれないとき
などに、重宝します。旅行会社に電話するのではなく、リゾートライナーやホワイトライナーのデスクに電話しましょう。
他にも、雪が少ない場合、直前でもキャンセル料金が無料になったり、現地で商品券がもらえたりする積雪保証がついているツアーや、帰りの飛行機が飛ばなかったときに、旅行会社の負担で、札幌などに
ホテルを手配してくれる商品もあります。過去に2回、飛行機が飛ばなかったことがあるので、そういうときに、コレにすれば良かったと後悔させられています。
デメリットは、キャンセル料金が高い。20日前から発生します。
パッケージツアーの場合、クレジットカード会社によっては、指定の窓口経由で予約すると割引になったりするものも、あります。たとえ5%でも、5万円のツアーなら2500円で、1食分得することになります。
荷物についてですが、私は宅配便を利用して送っています。 行きは、家から、新千歳空港か、宿泊するスキー場へ。 帰りは、各空港の航空会社の手荷物カウンターから家まで利用します。
これだと、帰りは1000円で、往復宅急便を利用するより安くなります。ただし、航空会社のカウンターから送る場合は航空会社の受託手荷物の制限の関係から20kgまでの制限があり、
それを超えると大幅な料金アップとなります。 その場合は、空港の宅配便受付カウンターから送りましょう。
また、東京→北海道の料金は ゆうパックが 120超サイズで 1850円 クロネコヤマトの宅急便はスキーは120サイズで 1790円。ボードは140サイズで2000円です。
これらは、すべて営業所や取次店(西濃運輸はグループの西武運輸の営業所への持ち込みを含む)に持ち込むと100円引きです。
また、往復にJALを利用する場合、JAL手ぶらでおでかけサービス(ピックアップサービス)が利用でき、片道1600円です。
行きの荷物は日にちに2日程度の余裕を持って送ってください。クロネコヤマトの宅急便を利用したとき、夕張に送った荷物が、1度は十勝清水に、もう1度は倶知安に行ったことがあります。
その日のうちに転送を掛けて、荷物が着いたのはヤマトのすごさを知りましたが、やはり早めに送るにこしたことはないと思います。 宅配会社によって、かかる日数も違うので注意です。
なお、ホテルやスキー場には前日に着くように指定し、荷物追跡で、担当営業所まで到着しているのかマメにチェックしておきましょう。
JR(鉄道)を利用して、ニセコ・トマム・サホロへアクセスになる場合、指定席でも荷物置き場を確保できないことがあります。荷物は現地のホテルに送りましょう。
航空会社の手荷物カウンターから送った場合、JALは佐川急便、ANAはクロネコヤマト利用となります。どうも、佐川急便の方は荷物の扱いが荒い感じを受けます。(『佐川キック』でググってください)